AIに仕事を奪われるではない。サラリーマンがAIを使いこなすんだ。

投稿者: | 2018年5月6日

 

ライフハック系って言うんですかね。プロブロガーを名乗っている人たちのブログを見ていると、これからの時代はAIがサラリーマンの仕事を奪っていくから、自分で稼げるようにならないとダメだ!ブログ書こう!投資しよう!みたいな記事をいくつか見ます。

サラリーマン、かつ、IT業界でAI導入をやったりしている私からすると、そんな訳ないでしょと思ってしまいます。まあ何十年とか何百年とか先の話をしているのであれば、AIがサラリーマンの仕事を奪う未来もあるのかもしれませんが、当面はそんなことはないだろうなと感じます。

AIってそんなに優秀じゃないよ

AIってバズワードですよね。IT企業はなんでもAIって呼んで注目を集めようとしていますが、自ら学び成長していくみたいなSFの世界のAIは未だ世に出ていません。今AIと呼ばれているのは、基本的には従来の処理ロジックを人間がカチッと決めたシステムではなく、インプットデータとアウトプットの答えをセットで機械学習させることで、類似のインプットに対して何らかの答えを出せるみたいな仕組みを指します。

最適化技法みたいなイメージですね。10年前に私は大学院生でしたが、そのときから最適化技法のコンピュータ計算は普通にされていました。気象予報とかDNA情報の解析とかそういう複雑な科学領域に使われてました。

そのような技法の発展形が今のAIと言われているものだと感じています。(というかマシンスペックがどんどん高機能化していて、昔だとできないような計算量だったりデータ量をを扱えるようになったので自然に発展したともいえる)

AIが現在できることって、正直あまりないです。画像認識とか会話のテキスト化とかそんな感じかなぁ。本当に1つのことにスポットを当て、ちゃんと動くように人間が付きっきりで学習させてあげないと話しにならないイメージです。まあ、将来的には伸びていくとは思いますが。

 

サラリーマンなめんなよ

サラリーマンってそんな無能じゃないです。少なくとも単純作業だけしかやっていないサラリーマンなんていないでしょう。サラリーマンなめんなよです。

日本企業の現場は改善改善の嵐です。なにかが軌道に乗ったからってそのままやり続けるなんてことはありえない。次の期には運用コストを下げるだの、さらなる価値を高めるための施策をやれだの、まあ休むことなく改善命令がくる。

命令っていっても、上からの指示なんて内容はなにもないですから。すべてサラリーマンが自ら主体的に0調査し、悩み、進むべき道を決めないといけない。

どの会社もそうですが、競合が腐るほどいます。進歩がないと会社はすぐに立ち行かなくなる時代なんです。そんな時代だからこそサラリーマンたちは時代や技術の進歩を感じ取り、それに合わせて会社の事業をどう変えていくか必死で考えているんです。そんな人たちがAIに仕事を奪われるはずありません。

AIを生み出しているのもサラリーマンですよ。

 

AIに仕事を奪われるではない。サラリーマンがAIを使いこなすんだ。

私はAIはパソコン上で動作する便利な機能として普及していくのではないかと思っています。Officeとかそういうものに近いイメージを持ってます。人が書いた書類の不備をチェックさせたり、スケジュール調整や管理を自動でやらせたりとかそんなイメージです。

AIを使いこなせるようになれば、使い方の幅は大きく広がるでしょう。例えば、調査している事例のパターンをAIに覚えさせ、ネット上の記事を言語関係なく収集させるとかそんな感じです。

AIを使いこなせれば人間がやりたいと思っていることを、AIに代行させることはできるようになるでしょう。代行できるものは単純作業が中心です。サラリーマンが自分の仕事を進めていく上でAIというツールを使いこなしビジネスを加速させていく、そんな使い方が理想なのではないかと思います。

 

本当に単純作業をやっている人はヤバいかも…

とはいえ、AIでもできるような単純作業に従事されている方はヤバいかもですね。例えば食品工場などの検品処理とか、銀行とかの帳票をPCに入力することがメインの人とかです。

単純作業はAIのお手の物ですから、こういった単純作業中心の人は転職をお勧めします。

少子高齢化で働く世代が減ってきています。企業側も採用には積極的ですので、いい仕事との出会いがあるかもしれませんよ。

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