【ドラマ】日曜劇場「小さな巨人」にみる強い組織の結束力

投稿者: | 2017年6月2日

83c6af2748bf6f1c7658333f9b3c62fd-700x437

毎週日曜21時から放送中の「小さな巨人」めっちゃ楽しみに毎週観ています。警察版「半沢直樹」と言われていたりするようですが、その例えに恥じない激熱な展開です。名役者さんの演技も熱を帯びていて、観ている人をぐいぐいとドラマの世界へ惹き込みます。日曜21時枠のドラマは半沢直樹以降、毎回観ていますが、どれもサラリーマンの情熱を揺さぶるような内容のものばかりでした。日曜の夜って休みの最後の時間なので、ちょっとブルーになったりしていたのですが、このドラマ枠が始まってからは、ドラマを観てやる気を高め、月曜に臨むという、よい効果をもたらしてくれています。ドラマ面白いので、ぜひ観てみてくださいね。

所轄刑事たちの強い結束(強い組織)について

「小さな巨人」の個人的な考察ポイントです。それは、所轄刑事たちの一丸となって事件に臨む強い結束力です。「小さな巨人」では、本庁の捜査一課と所轄との間の格差が度々描かれており、所轄の担当エリア内の事件であっても、所轄刑事には十分な情報は与えられず、捜査一課の指示で雑用的なことをやらされる力関係となっています。そんな中、所轄刑事たちは結束し、夜中に防犯カメラを何時間もチェックしたり、延々と聞き込みをしたりと泥臭い捜査を続け、所轄より先に真相に近づきます。

結束した組織は強い。そう感じさせられてしまいます。この強い結束はどのようにもたらされているのでしょうか。

 

行動の原動力の組織内共有

「小さな巨人」の所轄刑事たちの強い結束力ですが、行動の原動力の組織内共有からもたらされていると考えます。ここで言う行動の原動力とは、行動の拠り所だったり、行動の前提となる考え方を意味します。組織が団結して1つの方向に進むには、行動の目的、そして、その目的を立てた理由(行動の原動力)の共有が非常に重要です。

「小さな巨人」内では大きく2つの行動の原動力があると考察します。

 

①捜査一課への反発心

所轄刑事は捜査一課に虐げられ、甘く見られる存在でした。しかし、彼らも刑事なのです。同じ刑事なのに同じとして扱ってくれない捜査一課への反発心と、おれたちも刑事なんだというプライドが原動力の1つになっています。

②正義

これが大きいです。刑事ものドラマにありがちですが、「小さな巨人」も警察官僚の不正を扱っています。そのため、捜査を進めるにつれ、警察上層部から圧力をかけられたり、証拠を隠蔽されたりして、事態がコロっと変わったりしてしまいます。こういった不正に対する警察としての正義の執行が大きな原動力となっていると考えます。

会社組織に適用できるか

普通の会社であれば、会社組織の行動の原動力は明示されているはずです。ビジョンとか行動理念とかいう名になっているはずです。行動の原動力を明示化するところまでは、おおよその企業でもできていることが多いのですが、重要なのは組織メンバへの浸透です。ビジョンだけあっても組織メンバ全員に浸透してないとメンバの行動には活かせません。行動の原動力を浸透させるためには、組織内のコミュニケーションを強化して組織の結束を高めていくことになるかと思いますが、それだけだと、やはり浸透は難しいです。

行動の原動力の浸透が難しいのはなぜか

それは、明示化されているビジョンや行動理念がピンとこないからです。

「小さな巨人」の場合、①捜査一課の反発心は、所轄刑事全員が経験している内容であるため、わざわざ明文化せずとも、全員の胸の中にあります。②正義は言わずもがな、所轄刑事に限定されるものでなく、人として基本となる考え(倫理)です。このように組織メンバ全員に浸透できる行動の原動力というのは、経験や倫理に基づくものでないと、浸透させることは難しいと考えます。

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です