スウェーデンで手に埋め込んだマイクロチップで電車の支払が可能に
手に埋め込んだマイクロチップで支払が可能に!ついに現実になったか… 「体内Suica」で乗り放題! スウェーデンの鉄道が新システムを導入|BUSINESS INSIDER https://t.co/8FEac1bS5L @BIJapanから
— さらなり@ブロガー (@katsuo_saranari) June 25, 2017
ついにこの時代がやってきた。そう感じずにはいられないニュースでした。誰もが未来に想像したであろう、人体へ埋め込んだマイクロチップを使った支払サービスがスウェーデンの国営鉄道会社SJで開始したのだ。スウェーデンには人体にマイクチップを埋め込んだバイオハッカーが約2,000人いるとのことだが、このサービスの開始でさらに利用者は増えることだろう。もちろん何の事故もなければの話だが。
体内へ埋込のマイクロチップ。支払いだけでなく、家の鍵として使ったり、各種認証処理に使ったりが期待されているとのこと。うーん。指紋じゃダメですか?と言いたくなる…やはり体内に異物を埋め込むわけなので、できれば避けて通りたいと考えてしまう。
マイロチップの体内への埋込みは日本でも流行る?
正直、なかなか流行らないと思います。日本人は堅実なので、安心安全が確実に保証された状態でないと利用が認可されることはないでしょう。日本人の気質というんですかね。便利さよりもデメリットだったり、リスクだったりが論じられがちで、よっぽどの事例が海外でないと日本で普及することはないように思います。
私はピアスもあけてないですし、コンタクトレンズも入れたことがありません。正直人体にマイクロチップ入れるというのが怖いです…IT企業戦士としてはダメダメですが。
わざわざ体内にマイクロチップを埋め込まなくても同等のサービスを享受できる代替案はないのでしょうか。ウェアラブル端末も時計よりももっと小さくなっていくのではないでしょうか。それこそ、指輪型のウェアラブル端末ができれば、体内にマイクロチップを埋め込むのと大差ないように思います。また、マイクロチップではなくて指紋でも認証系サービスであればOKに思います。
実は日本でも体内埋込のマイクロチップは利用されている
体内埋め込みのマイクロチップの事例を日本でもないのかなとちょっと検索してみると、面白い事例を見つけた。ペット向けのマイクロチップである。
突然の迷子、災害、盗難、事故……ペットは住所も名前もいえません。そんなとき、マイクロチップは確実な身元証明になります。
出展:環境省自然環境局
通常よりもちょっと大き目な注射器でペットにマイクロチップを埋め込み、ペットが迷子になって保護された際に、マイクロチップに登録されたデータを読み取り、飼い主とに連絡するというサービスのよう。犬、猫向けに急速に広がってきているサービスとのことです。
確かにペットは喋ることができないので、飼い主と離れ離れになると身元の証明をしようがない。地震が多い日本では急な震災でペットと離れ離れになるリスクも高い。大切なペットのことを思うと、マイクロチップ埋め込んであげるのが飼い主の定めにも思える。
日本で人に対する、マイクロチップ埋込に近い事例
こんな事例がありました。
画像出展:https://www.j-cast.com/2016/12/21286591.html?p=all
爪に張り付けるQRコードです。認知症の老人の身元確認に利用されています。認知症老人が外を徘徊して迷子になってしまって保護された際の身元確認に使われます。携帯電話とか身分証明書だと携帯せずに徘徊されるとアウトなのですが、爪に貼ったQRコードであれば、持っていくことを忘れることはありませんからね。埼玉県入間市で全国に先駆けて導入されています。
導入時は、やはり人権をもはや無視しているとか色々と議論が交わされたようです。ご老人の立場になると、情けなさや嫌悪感を感じてしまうことでしょうしね…
日本では体内埋込みのマイクロチップは老人から進めてみては?
なので、日本でも老人をターゲットにマイクロチップ埋込を進めていくってのがよいかもしれませんね。爪にQR貼るのは嫌悪感がありますが、最先端であるマイクロチップを日本で先駆けて埋め込むとなれば、ポジティブな気持ちで受け入れられるかもしれません。家の鍵とか、現金とか、持たなくても生活できるようになれば、落としたりされることもなく家族も安心です。
最後に
ICチップの小型化による、様々なものへのマイクロチップ導入は進んでいます。日本でも人体への埋込なのか、より身に着けやすいウェアラブル端末の誕生なのかわかりませんが、近い将来、より身近なものになると思います。積極的に導入し、最新サービスを享受してみたいものですね。